かわいそうだから…
高校は3年間担任が同じだった。担当科目は英語。当然、私たちのクラスの授業を受け持つ。
その先生の英語のテストの和訳問題で、思わぬところで減点された友達がいた。その理由は漢字。といっても、同音異義語を間違えた、というものではない。もっと細かいところ。何を間違えたのか答案に指摘されているのだが、そこにはこう書かれていた。
「てへんは、はねる」
そう、和訳文中の漢字のてへん、この下部の「はね」がない、よって誤字である、というもの。
これにはみんなもびっくり。
その後、別の日に行われた単語テスト。隣同士で答案を交換して採点する。その中で生徒から「てへんがはねていない答はどうすればいいですか」という質問に対しての先生の一言。
「かわいそうだから、×にしてあげなさい」
これ以降、てへんが気になって気になって仕方ない。というのは冗談としても、漢字に気を付けるようになったのは間違いない。
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コメント
はは。懐かしいですね。
って、よく覚えてますな、そんなこと。
コードネームはyxd。
投稿: kitaさん | 2004.05.28 00:21
いらっしゃい。というより、読んでくれていたのね。
そりゃ覚えているよ、てへんの話。
ココログのトラックバックのお題が「わたしを変えた恩師の一言」だったので一番近い話を書いた、というわけで。
めにめに、そのうちリンクしておきますね。
投稿: ひざがわり | 2004.05.28 23:47
手偏の話なんて、ありましたっけねえ。全く記憶にありません。ひざがわり氏が授業で聞いたということは私も聞いているわけですけど・・・しかしなあ、手偏は撥ねなくちゃいけないのかしら。あ、やはりだめですね、手偏は。木偏はどちらでもいいのだけれど。
投稿: blue hills | 2005.06.19 01:59
もう1人聞いているから、間違いないですよ。多分、似たようなことは他にもあったはず。でもこれが一番印象深いですね。
投稿: ひざがわり | 2005.06.19 22:42