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嬉しかったこと…名刺とハガキ

 久々にチャットをした。4・5年前にオフで一度会っただけの人が、僕のことを憶えていてくれて嬉しかった。当時の挨拶で渡していた名刺がポイントだった。
 名刺の大きさの、不揃いの和紙。染み込んでいるのは、葡萄の香り。この香り一点をきっかけに場に馴染んでいった、そんな感じだった。話下手で面白くもなく、初めての場でおどおどしてしまう僕が、オフであれだけ楽しく過ごせたのは、この名刺のおかげだと改めて思った。
 こんなことを書いていたら、当時が懐かしくなった。時代は変わったかもしれないけれど、またあの名刺を持って、オフに出たくなった。

 「ああ、あのいつもハガキをくださる…」
 会社の同期のご家族の方から、こう言ってもらえたのは2度目だ。おととしまで毎年のように行っていた青春18切符旅行。その途中で旅便りを出すのが恒例行事になっていた。そのことが、ハガキを受け取った本人以外にも広がっていることが嬉しかった。
 ある時は木の板を、ある時は二つ折りで開封するまで中が見えないハガキを送った。ある時は郵便局で風景印を押してもらい、ある時は絵葉書と文章と切手と消印が全部違う土地の組み合わせにした。多い時は1回の旅行で40枚以上。アイデアの数だけ切手を買って投函していた。
 いつしか、僕宛てに旅便りも届くようになっていた。つい最近も、海外からのハガキが届いた。嬉しい。そして、僕と比べて何倍もかっこいい旅をしている友人を誇りに思った。

追伸:旅に出たいか? と聞かれると答えに詰まる。何だか、今は考えられないし、旅に出てもいいハガキが出せそうにない。

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コメント

旅に出ましょう。
10月は芬蘭に行ってきます(仕事ですが…)。
まあ、しかし西蔵はなかなかねぇ…。

追伸
遅ればせながら、リンクありがとう。
やり方がわかったら(笑)やってみます。

投稿: kitacopa | 2004.09.28 15:04

地理と漢字が苦手な私のところでは、難しい漢字にはフリガナを付ける決まりになっています。いや、今決めました(笑)。

こんな難しい漢字を知っているあなたが、リンクの方法がわからないわけがない。…と楽太郎さんが言っていました。

投稿: ひざがわり | 2004.09.28 23:26

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