書きにくい文章
以前いただいていた奨学金の事務局から原稿依頼が来た。記念誌を作るという。以前にも一度書いて提出したはずなのだが、その後何年か経ち、あらためて書くことになった。
もちろん、大変お世話になった奨学金なので、書くこと自体は喜んで引き受けるのだが、何をどう書くか、これが難しい。内容は大まかに指示されているものの、それを盛り込んで自由に書いていいとのこと。自由といっても、学校や運営委員の先生方、関係団体にこの記念誌を配るということなので、きちんと書かなければならない。さらに困ったことに、元奨学生の中では比較的年齢が上の方なので、全員の文章が並ぶことを考えるとこれもプレッシャーになる。
そうは言うものの、せっかくだから個性を出したいという気持ちもある。少なくとも、普段ここを訪問していただいている方にいつも通り読んでいただけるような感じの文を書きたい。そう思うとなかなか書けなくなってしまう。
ふと見ると、手書きでの提出用に同封された原稿用紙は2枚。ということは、多分それくらいの分量で書けばいいということ。意図的に何かを書こうとするとすぐに埋まってしまう量なので、勢いでざっと仕上げてしまった。
追伸:後輩への励ましの言葉を書いてと言われても、僕程度の者が書くのもおかしいよねえ。
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コメント
何いってんすか、もう(約)10年でしょ。
わたしなんざ一昨年に母校(高校)に行って恩師の前で「学ぶということとは」でしゃべらされましたよ。パネルディスカッションのパネラーだっただけですけど・・・。
もうそういう年なんですよねぇ。
投稿: ぶん | 2005.03.08 23:12
あたしの場合。
大学4年の時、創立30周年とかで式典を行うからというので出身高校からお呼ばれしてしまった。式典と同時に、記念文集を出すから原稿を書いてくれと。まぁ、その高校は県立高校を滑った人が行くような3流学校で、質の低い先公も幾らもいて、そりゃ、質問攻めにしてイジメて遊んでおりました。そういう懐かしい話を実名を書いて送ったんですが、どうやら不味いと判断されたらしく1/3くらいは見事にカットされておりました(苦笑)
式典はOB一学年一人ずつの招待らしかったらしく、15クラスあった中から選ばれた理由がとんと判んなかったでございました。
ということで、ブログ作ったんでリンク張ってね>http://futakin.txt-nifty.com/blog/
投稿: O-Maru | 2005.03.10 01:04
>ぶんちゃん
高校生~大学生に先輩として何を伝えるか、奨学金の原稿ということでかえって難しくなっています。経済情勢を考えると、今の方が奨学生を目指すライバルが多くて大変なはずだから、僕なんかよりもずっと立派な志を持っているのかな、と思うと余計に書きにくい。読む方にとってはどうでもいいことなんでしょうけど。
少なくとも、人前でしゃべるのは僕には無理です。
>O-Maruさん
ごぶさたしております。リンクありがとうございました。私も早速リンクしました。
15クラスの代表1名ということは、当時から個性が光っていたということでしょうか。O-Maruさんのことですから、きっと原稿も手抜きせずに書いたと思います。それも見越してのご指名だったのかもしれませんね。
投稿: ひざがわり | 2005.03.12 00:14
さっそくのリンクありがとうございました。
よく考えると先の式典は50周年記念のものでした。市内で一番でかいホールを使っての式典で、参加者はほとんど礼服。あたしはジャケットをつっかけたといういでたちで冷や汗をかいた憶えがあります。祝賀パーティでは、創立数年後の卒業という社長さんをしておられるおっさんがとなりになって、まぁ、困る困る。
呼ばれた理由というのが点で判んないんですわ。担任が受付をしてたりしてたんですが、「お前、来てたんか」という感じだし、これは事務局のあみだくじによる陰謀ではないかと...
投稿: O-Maru | 2005.03.12 02:55
呼ぶ側から見ると、「声をかけた人が必ず出席してくれるとは限らない」ということもあるでしょうし、変な理由ではないと思います。
それほど大掛かりな式典であれば、偶然性だけで決まる選び方で声をかけているとも思えないのですが。
社長さんが隣というのは大変でしたね。僕も苦手です。
投稿: ひざがわり | 2005.03.15 01:12