裏切ったのは、予想? 期待?
先日、急須を割ったことを指摘してしまった僕。その女性が、昼休みの終わり頃ににたにたしながら寄って来たのには、理由があった。
僕は地下の食堂、彼女はお弁当。毎日中でお昼を食べているのに、偶然、外に食べに行く日が重なった。しかも、別々の友達と行ったのに、なぜか同じ店。彼女は会社の友達と来ていたようだ。
僕が一緒にいたのは、近所に勤めている中学時代の同級生。僕から頼みごとがあって、昼休みくらいしか話す時間が取れないので、久々に会った。その同級生がたまたま女性だったものだから、その様子を店内で見た後輩の女性が、「発見!」とでも言いたそうに口を大きく開けてにやにやしている。
そして職場に戻ると、予想通りの展開が。
「デートですか?」と、店内と同じ顔で聞いてくる。
もちろん違うのだけれど(その同級生は既婚)、こういった時に応対のパターンはいくつかある。「そうそうそうそうそうそう」と立て続けに言って否定の意味を伝えるのもいい。でも、今回の僕は違った。ごく普通に否定した。
「大スクープだと思ったのにい」とその後輩。そんなに大きなことか? という気がするが、その表情には「デートではなかったからつまらない」という他に「否定の仕方がつまらない」という雰囲気もあったような気がする。予想できた問いかけなのだから、もう少し工夫して切り返せばよかった。
追伸:やっぱり疲れているのかな。こういった受け答えは自分の状態を判断できるいい材料だと思っているのだけれど。
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コメント
面白い否定、といってもどーしたもんでしょうねぇ。
わたしは逆に、職場の先輩(単身)が異動してきたばかりのころ、ふたりでランチしに行ったのですが、あまりに緊張して仕事の話ばかりしてしまい、そのせいかそれからは誘ってもらえなくなりました(^^;
投稿: bun | 2005.05.24 00:00
結論が彼女にとって面白くないものだっただけに、せめてやり取りくらいは面白さを期待していたのかな、と感じました。
呼び方を毎回変えてみるなど、会話にちょっとした工夫、面白さを織り込んでくるので。
僕は緊張するといつも以上に無口になるのですが、最近はその傾向が薄れているようです。
投稿: ひざがわり | 2005.05.25 23:50