ボールと天秤のパズル 正解発表
正解は13個。これは「偽物の1個が重いか軽いかを判定しない」という条件があるから。もし、その判定をする必要があるという問題文の条件であれば、正解は12個になる。
まず1回目、両方の皿に4個ずつ載せる。
5個ずつ載せてはいけない理由:これが釣り合わなかった場合、10個の偽物候補から残り2回の天秤操作で確実に突き止めることは不可能である。なぜなら、天秤の結果は3の2乗の9通りしかないから。
よって4個ずつ載せる。これが釣り合えば残りのボールに偽物があり、これが釣り合わなければ今使った8個の中に偽物がある。
1)釣り合った場合は、今わかった本物3個を一方の皿に、残りのボールから3個を他方の皿に載せる。釣り合えば今まで使っていないボール(2個)のどちらかが偽物である。釣り合わなければこの3個の中に偽物がある。
2)釣り合わなかった場合は、8個の偽物候補の中からうまく組み合わせて3個ずつ載せる。この結果により、2回目終了時点で候補が3個以下になる。
1)2)いずれも、3回目を上手に使えば1個を特定できる。ただし、1)で2回目も釣り合った場合には、3回目の結果によって、重いか軽いかの判定ができない場合があるが、本問ではそれを求めていないので問題ない。
追伸:次回は、13個で可能であることと14個では不可能であることを含めて可能な限り完全な形で記したい。
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