<10代のあの頃:1>ある英単語
最近、よく見ているblogで「オーバードーズ」という言葉を見た。ドーズ? ああ、あの単語か。時は高校時代に戻る。
この先生の英語の授業でのこと。生徒の一人が黒板に英文を書いていた。その中で、本来ならdoの三人称単数現在形のdoesと書くべきところを間違えてdoseと書いていた。先生の採点が始まるのを前に、僕は辞書をめくる。
当然、書き間違いは引っかかる。
「こんな単語は、ないからね」
「先生、ありますよ」
と僕が割り込む。
「薬の1回分という意味です」
「…というわけで、あるそうだからついでに憶えておこう」
とあっさりと進めてしまったあたりはさすがだが、この先生から技ありを奪ったのは後にも先にもこの1回だけ。そんな単語とこのような形で再会するとは。
追伸:doseに会ったのはこの時以来初めてだ。でも、医学部や薬学部に進んだ同級生にとっては、すぐに普通の単語になったのだろう。
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コメント
医学部でも薬学部でもそんなにメジャーな単語ではなさそうです。今後は出るかもしれませんが。
一本といえば国語で取ったことがあります。お題は娯楽とゲームの違いを具体的に述べよ。マージャンは娯楽でトランプはゲーム、ここまでは所与の条件。では将棋は?ゲーム。囲碁は?先生の回答は「娯楽」。囲碁部だった私は噛み付きました。マージャンと囲碁の共通点、囲碁と将棋の共通点を挙げ、どちらがより類似性が高いか議論しました。懐かしいなぁ。
投稿: ぶん | 2005.06.16 22:32
文献を読んでいたら、doseという単語よりも、dosage(投与量)という単語の方がよく出てきていたような気がします。
それにしても、さすがぶんちゃん ↑ !!
私はそういう理論は思いっきり苦手〜〜
投稿: けろちゃん@薬学部 | 2005.06.16 23:30
知ったようなことを書くものではありませんね、dose。
高校時のクラスは医薬系が多かったのでつい書いてしまいました。
ぶんちゃんが書いた件、所与の時点で無理がありそうな気もしますが、将棋と囲碁が違うというのはねえ。
けろちゃんへ:囲碁を知っていれば、そんなに難しい話ではないですよ<ぶんちゃんが書いた件
あ、でも、前提として、将棋もマージャンも知らなければならない、ということでしょうか。
投稿: ひざがわり | 2005.06.19 22:35