« 自慢? | トップページ | 自転車がドミノ倒しに! »

<10代のあの頃:6>ある寄席

 初めて行った寄席は新宿の末広亭。学生の頃、上京してきた両親が「せっかく東京に来たから」と言って選んだ場所だった。父は落研出身。そう考えればごく自然な選択だったと思う。

 決してきれいというわけではないが、ここの寄席自体の雰囲気が好きで、襲名披露等の特別な時でなければそれほど混んでおらず、東京の寄席の中でも一番多く行った。僕が連れて行って寄席デビューを果たした友達もいる。場所は伊勢丹に近いが、末広亭前の通りはそれを感じさせない。

 社会人になってからはさすがに行く回数も減ってしまったが、上京するときには何とか行きたいと思っている。

 先日、職場の旅行をどうするか、という話が出た。部署内でグループに分かれて行くことが多い。「両国で相撲を観よう」というアイデアを出した人と雑談をする中で、寄席と相撲のはしごができるかどうか、という話題が出た。その話が他の人に伝わり、相撲よりも寄席に関心を持つ人が何人かいたようで、

「ひざがわりが案内する寄席ツアー」

という言葉が作られつつある。

 それはいいのだけれど、職場旅行は「気分は上々」のノリで行ければいいなと思っていたのに、これでは「もしツア」になってしまうではないか。いや、末広亭なら「ウチくる!?」の方が近いかもしれない。

 末広亭以外なら、池袋演芸場、上野の鈴本演芸場、浅草演芸ホール。国立演芸場は職場旅行とは雰囲気が違うかな、と思うので。寄席以外の観光を組み合わせやすいのは浅草か。午後2時頃~4時半頃を寄席にあてるとして、その前とその後に、何か一つ付けたい。どこがいいのかな。
 と、決まったわけでもないのに考えている。

追伸:囲碁部の部室に置いてあった「ぴあ」のチケットプレゼントに応募したら当たって、浅草演芸ホールにタダ同然で観に行ったこともあった。初めての応募でしかも1枚しか出さなかったのに。運が良かったにせよ、競争倍率があまり高くなかったのか。

|

« 自慢? | トップページ | 自転車がドミノ倒しに! »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: <10代のあの頃:6>ある寄席:

« 自慢? | トップページ | 自転車がドミノ倒しに! »