デジカメ購入
家電量販店のデジカメコーナー。客も結構多く、商品を手に取るのも店員に説明を聞くにも一苦労。しばらくしてから、ある店員に説明してもらった。値段も聞いて、何種類かの候補の中での比較は自分なりに整理できたが、パンフレットで見比べてみようと思い、いったんその場を離れる。候補の3機種のうち、1秒間の動画のコマ数が30なのはカシオだけ。やはりこれが決め手となり、売り場に戻った。
でも、そこで「30コマはどの程度の動画なのか?」という疑問が。実際の動作を見てみようと思った。先ほどの店員は別の客の対応か何かでそこにはいないが、ちょうど、カシオのその機種のシャツを着ている方がいた。この人に聞いてみよう。
その場で店内の様子を撮ってすぐに液晶画面で再生してくれた。十分だ。
そこで、先ほどの店員にも聞いたけれど確認の意味でもう一度値段を聞く。「さらに値下げ」等の札が貼ってあるので聞かないとわからない仕組みだ。
すると、カシオのシャツの店員は先ほどの店員より2千円安い値段を言った。ふーん。何で違うんだろう。ま、いいや。その値段を聞いた後で「これにします」と言った。
しばらくすると、売り場前で、先ほどの店員、シャツの店員、そしてもう1人の店員の計3人で話し合いが始まった。1分以上かかっただろうか。何をしているんだろう。
話し合いが終わって、シャツの店員が説明してくれた。先ほどの2千円引きの値段は、隣の客同士でもいいから2台買った場合の割引値段、とのこと。それを間違えて提示してしまったらしい。2千円引きとそうでない値段の金額、それぞれの還元ポイントを示して、どうでしょう、と僕に聞いてきた。
それ、僕に聞くことじゃないでしょ。「先ほどの値段は間違いなので、元の値段になりますがいいですか」と言えないのであれば、2千円安い方の値段で売るしかない。僕も返事に困ったが、正直に、
「単純に、安い方がいいですけど」と言った。
「2千円引きの値段で売ると言ったんだから責任持ってその値段で売ってよ」とは言いたくないし、僕はそこまで求めていない。事情はわかるし、「間違いなので」と言われたら元の値段でも買うつもりだった。
でも、店員は2千円引きで売ってくれた。商売上は当たり前のことなのだろう。
還元ポイントで512のメディアを1枚買った。動画が15分くらい撮れる。ポイント分を考慮すると、実質的にカカクコムの最安にかなり近かったので、十分だった。
早速その週の飲み会でおもちゃ大活躍。うれしかった。
追伸:シャツの店員は会計の時にもレジまで付いてくれた。ただ、別の店員がレジ打ちをしている間、僕の斜め前にいたが、何だかつらそうな表情。それはいかんでしょ。事情はわかるよ。でも、1台売り上げたんだから、買った客が目の前にいるんだから、そこは笑顔でしょ。
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