よかったのだろうか、余計だったのだろうか
朝の通勤時間帯の東海道線の下り、特別快速。その女性は最初の停車駅、蒲郡駅で乗ってきた。
ホームで一番前に並んでいたのだろう、ドアが開くとすぐに斜め前のトイレに入った。電車に乗る時であれば「駆け込み乗車はおやめください」と注意されると思われるほどの勢いだった。トイレのドアを閉めるのと前後して、トイレットペーパーを取り出す時の芯が回る音、あるいは紙の音が聞こえた。女性は20代か30代で通勤風の服装だったと思うが、見たのは一瞬のことで定かではない。
列車はそのまま走る。金山駅到着の時点ですでに39分経過。その女性はまだ出てこない。周囲も特に気にするような様子はない。ただ、トイレのドア付近に、「ブザーが鳴っていたら中で体調の悪い人がいます」と書かれていた。
金山駅で降りると、近くにいた駅員に状況を伝えた。多分余計な心配であること、40分近く入りっぱなしであること、駆け込んだこと、トイレットペーパーをすぐに手にしたと思われること。駅員は慌てることもなく、連絡を取ってみると言ってくれた。
多分、余計なことだったのだと思う。ただ、もしそうであるなら、よそ様のことはどうでもいいとはいえ、いったい何だったのだろうということが少し気になる。
追伸:ちなみに終点は大垣。
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コメント
言わないで後悔するよりは言ったほうがいいと思います。
無事だといいですねー。
蒲郡とか金山とか大垣とかすごく遠く感じます。
なんででしょ。
投稿: bun | 2005.08.26 20:55
コメント遅くなってすみません。
報道されていなければ、多分、何もなかったのでしょう。そして余計な心配だったのでしょう。事実が気にはなりますが。
>>蒲郡とか金山とか大垣とかすごく遠く感じます。
>>なんででしょ。
遠いからですよ(笑)。
投稿: ひざがわり | 2005.08.31 21:41