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5位(その1)

 先日書いた大会に出場した。結果は5位。もちろん、満足はしていないけれど、自分にとってはボリュームがある大会だった。

 1局目は、前年優勝者との対戦。最近、個人戦全国ベスト8に入った強豪。対戦成績は僕の勝率2割以下か。8人しかいない大会ゆえ、誰と当たっても強豪。でも、何も最初にここを引き当てなくても、という感じだ。ただ、この日は迫力というかオーラというか、すごさを感じさせるものがない。あれっと思ってみると、顔がやけに赤い。かなり体調が悪いようだ。
 序盤から彼の体調がそのまま表れたような内容になった。いつものような踏み込みがなく、僕の間違いを彼が咎めることなく進行してしまい、僕のペース。だが、途中の場面、方向性を決める大切なところで僕が大切なポイントを外し、相手ペースに。形勢不利を感じた僕は多少無理をしなければ勝てない。そこから先は彼の攻め、僕の守り。きちんと攻められていたら多分負けていたはずだが、無理が通ってしまった。
 ここで彼の踏み込み不足を拡大したのは、残り時間だった。双方持ち時間が1時間のこの大会、彼は最終的に25秒しか残していない。最後の勝負どころ、攻めと守りの応酬で必要な時間が確保できなかったのは、序盤で時間を使い過ぎたからで、これは対局後に彼も認めていた。ペースをつかめなかったらしい。もちろん、彼も僕も、対局中にそのことには気付いている。必要ないところでやけに考えているからだ。そのおかげで、僕は10分以上残す余裕を得た。この差は大きい。
 終局の少し前、彼も僕も、1箇所ずつ別々の場所で、うっかりミスで大きな損をした。このような場合、後で間違えた方、もっと言えば最後に間違えた方が負ける、としたもの。後でミスをしたのは僕だったので、ああ、嫌な流れだな、と思ったが、最後に計算すると大差で勝っている。直前のミスなど関係ない差だった。それを把握できていない辺り、感覚がずれていることを実感した。終盤の攻めと守りで僕が守り切った時点で、勝負はついていたようだ。

 (その2)に続く。

追伸:思いのほか長くなったので分割して書く。

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