囲碁と時間の話(3)
(2)の続き。「次回に説明する」と書いた内容がアナログ対局時計の商品説明に書かれているが、あらためて書いてみる。
時間が0になったかどうかを判定するのは、人間の目、ではない。リンク先の商品を良く見ていただくと、時計の11の右側に赤い棒のようなものが見えると思う。これがポイントだ。
実は、対局時計の長針が、ここを通過するときに赤い棒にひかっかるようになっている。最初垂直だった赤い棒は長針とともに右側に持ち上がり、長針が12付近ではほぼ水平になる。さらに長針が右に動くと、ご想像の通り、長針が支えてくれなくなるので赤い棒は落ちてしまう。この瞬間をもって時間切れ負けになる。
なお、どの時計にも共通することだが、「打った手で」すなわち碁石を盤に置いたその手で時計を押すこととされている。右手で石を打って左手で時計を押すと、打つ前に押してしまう可能性もあるからだ。それゆえ、どちら側に時計を置くかという問題も出てくる。右利き同士であれば、右手側に時計がある方が押しやすい。どこまで一般的なのかわからないが、通常、白番(白い碁石を打つ方)の者が、どちらに時計を置くか決めることが多いと思う。
(4)に続く。
追伸:次回は、時間切れ負けとは異なるルール、「秒読み」について。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。

コメント