« 年末のある夜、地下食にて | トップページ | 囲碁と時間の話(6) »

5位(その3)

 (その2)の続き。1ヶ月近く経ってしまったけれど、これがこの大会の最終局。
 すでに1回負けているので、優勝の可能性はなく、順位決定のための試合。それは相手にとっても同じことだが、だからといって内容がいい加減になるような人はここには出てこない。
 この相手は、オーソドックスというより、わが道を行くタイプの布石。相手の作戦を封じるのもまた作戦の一つだが、やれるもんならやってみろ、と相手に思い通りさせてみて、それに対抗するのも面白い。ここで躊躇なく後者を選べるのは、優勝の可能性がないからだろうか。
 実際、この対局では相手が無謀なまでに弱い石を放っておいたままだったので、それを咎めて優位に立つ。ただ、無理してKOは狙わず、確実にポイントを稼いでいった。試合は相手との優劣の比較なので、自分に失敗がなく、逆にポイントを何箇所も得ていれば、全体としては勝っているはず。実際にその通りに進んでいった。

 ところが、である。2局目と同様、コウと呼ばれる形に持ち込んだまでは良かったが、後がいけなかった。もっとポイントを稼ぐために頑張る手があり、それを選べば問題なかったが、中途半端な撤退でかえってわかりにくくしてしまった。それでもまだ勝っているはずだが、安全策のつもりがそうではなかったような場面も出てきて、結局逆転負け。痛い敗戦だった。
 前半と後半ではっきりと出来が違う。こんな極端なことはめったにないが、今シーズンはその失敗を繰り返してしまった。

追伸:1位の賞品は米(多分5キロ)、2位はのどごし<生>、3位以下は差はあれど洗剤関係だった。

|

« 年末のある夜、地下食にて | トップページ | 囲碁と時間の話(6) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 5位(その3):

« 年末のある夜、地下食にて | トップページ | 囲碁と時間の話(6) »