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昨日の記事について

 昨日、早朝にアップした記事を急いで直したため、言葉足らずになってしまいました。
 アクセス解析によると、新着記事紹介を受けてここを訪れてくださった方も多かったようです。修正前の記事を読もうとして来ていただいた方には、ご迷惑をおかけしてしまいました。申し訳ありません。

 「2勝1敗で日本と韓国とアメリカの3チームが並び、当該チーム同士の成績の失点率でアメリカが1位になり日本と韓国が並ぶ」…★
 この場合、日本と韓国の2位争いを決める要素が、「当該チーム同士の防御率である」というのが修正前の記事の前提です。もし、これが正しければ、

>>日本が韓国に「1点差で」かつ「大量失点で」かつ「2アウト後のサヨナラで」勝って、かつ、アメリカが少ない失点で勝利して1位通過するケース

 という、修正前の記事に書いたケースでは「日本が韓国に勝っても2位以内が決まらないことがあり得る、つまりTBSは間違ったことを放送中に何度も繰り返した」という内容が正しいことになります。

 しかし、別の報道で、上記★の場合の日本と韓国の2位争いは直接対決で勝った日本が上位、という記事を見ました。これが正しければ、日本は韓国に勝てば2位以内が決まっていたことになり、TBSは正しいことを言っていたことになります。
 どちらが正しいのかわからなかったため、急いで記事を取り下げた次第です。実はいまだにわかっていませんが、断念しました。


 他にも、記事によって違う内容がありました。昨日の修正後の記事にも書きましたが、メキシコには可能性なし、と書いていた17日の朝日新聞。しかし、メキシコとアメリカの試合を報じた翌日の紙面では違う表現をしています。一方、時事通信は「延長13回までもつれて3対0でメキシコが勝利すればメキシコが準決勝進出」と16日の時点で報じていました。
 きちんとした国際大会なら、こんな間違いなど起きないはずですが、これは何でしょう。各マスコミがきちんと確認していないのか、それとも、まさかとは思いますが、原文がそこまで厳密な表現になっていなかったのでしょうか。いずれにしてもとんでもないことです。

 そして、この「失点率」は恐ろしいルールです。これに、「9回裏の攻撃チームは1点でも勝ち越せばそれで試合終了」という野球の基本ルールが組み合わせられると、

 「日本対アメリカ、9回裏、同点、日本の攻撃、守るアメリカは失点率の関係で2点取られると準決勝進出できないが1点なら取られてもいい」という場合には、ランナーを置いてホームランを打たれなければいい、という方法でアメリカが準決勝進出を決めてしまうことが可能になる(極端な話、故意に押し出しにすればいい)

ということがルール上あり得ます。これはいいのでしょうか。関連して、先攻チームはたとえ9回の攻撃であっても何点でも勝ち越せるのに後攻チームはそれができない、ということからくる不公平はないのでしょうか。同一カードを2試合組んで先攻後攻が同じ試合数になるようにする、ということくらいは必要になると思います。

 いや、それ以前に重大なことは、リーグ最終戦が同時刻開催ではないことです。最終戦を後に行う方が計算が可能になってしまう、というのはどう考えてもおかしいと思います。

 他にも問題が多い大会です。中でも、試合の当事者国が審判を務める、そうしなければ大会が成り立たない、というのは根本的な問題でしょう。でも、騒ぐなら開幕前に指摘すべきことだとは思います。

追伸:選手への敬意が変わるものではありません。しかし、今後を考えると、大会自体がきちんとしたものでなければならない、と思います。

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