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言葉で表現するということ

 偶然聴いていたラジオは短歌の番組だった。といっても堅苦しいものではなく、携帯電話やHPから作品を送る形式。その中で「いい短歌とは」という質問に対して、こんなことを言っていた。

 表現方法によって他の人と違うことを伝えようとするのではない。自分が感じたことを伝えようという気持ちの結果、他の人と違う言葉になったり、文法的に多少おかしくなったりしても、伝えたいことに忠実であれ。

 番組で言われたことを僕がどこまで正確に伝えているか自信はないが、僕がそう受け止めたというのは事実であり、このことをきちんと伝えたい。短い時間で書く文章できちんと伝えるには、一つ一つの言葉に対する感性を普段から高める必要があることを実感する。ラジオをNHKのAMに合わせているのは、ニュースのためだけではない。

追伸:ラジオ深夜便の曲は落ち着く。テレビの小さな旅の曲もまた然り。

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酔ってた女性、酔わせたい女性

 モルトスカッシュCM。なぜこの男性を選んだか、昔のそのシーンを思い出して「酔ってた…」ことに気付くというもの。
 そこが男性の狙いだったのかどうか、今さら確かめようがない。でも、それを思い出した女性の今の表情が後悔一色ではないのがこのCM。酔っていたけど、まあ、よかったかな、と。そこに救いがあるからいいようなものの、パートナーの今の姿にため息をつかれたら悲しい。いつか僕もそんな風に思われるかもしれないなどという心配を今からしたくない。
 そこで、大切な時には酔わないように、モルトスカッシュの登場。酔わないようにするならわざわざアルコール飲料でなくても、と思うけれど、逆に、何らかの言い訳はできるようにアルコールを多少入れておきます、ということか。その方が都合がいい時もある。僕には多分ないけれどね。

 「酔ってた」が現実なら、理想は「酔わせる」。ここで出てくるのは、当然、このCM。

 オールモルト・モルトクラブのオールモルトのCMは、アサヒビール:CM情報で観ることができる。初めて60秒バージョンを知った。あんな風に言われたら、ねえ。
 あらためてじっくりとCMを観て、やはり、相応のところに住まなければあのような場面は理想のままで終わってしまうのだ、と知った。そして、台詞に間が持てるような時間の過ごし方も必要なのだと。

追伸:気が付くとまた飲料のCMが続いている。

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だからどうした?

 以前からここを読んでいただいている方なら、このタイトルを「DAKARAどうした?」と変換するのはごく自然なことだと思う。サントリーのDAKARAのCM。今回は何とあの方が登場。メーカー、商品、出演者がこれだけ揃うと、ハードルがかなり高くなってしまう。もちろんそれは承知の上だろうけれど。
 現在放送されている作品は、「よくわからない」というのが正直なところ。僕のCM感性が鈍くなっているのかもしれないと思いつつ、とらえどころのない内容が与える印象をどう消化すればいいのか、不思議な感覚。もう1作品か2作品くらい見れば、「ああ、こういうことだったのか」とわかるのかもしれない。

追伸:冷静に考えると、最近はDAKARAについて触れていなかった。

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ニュース映像を見ての感想

 もういいよ。の一言だけで片付ける僕はやはりひねくれているだろうか。あの映像を何度も繰り返し見ても仕方ないと思うのだけれど。題材探しに関して楽をしているようにも見えるし、取材陣の多さによって演出効果を狙っているのではないかとも思ってしまう。
 国政選挙の開票速報番組をあえて夜8時には開始しないテレビ東京のような、そんな番組作りがあってもいいのに。

追伸:報道でヘリコプターを飛ばしている、その費用は私たちがスポンサーに払ったお金から出ている。

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仕方なく変更

 僕はファッションに無頓着で、髪形もこれと言って… という感じだ。床屋に行っても気候に合わせて長さを調節する程度。普段使う整髪料も、機能面で特別な理由をもって選んでいるわけではない。
 ただ、ムースやジェルなどはそれが髪に残るような感じがして付ける気にならない。そこから消去法で選ぶと、霧状に水が出る何とかウォーターが残る。これを軽く吹き付ける程度なら、まあいいか、と思う。その中でも無香料でハード系ではないものを選び、同じものを愛用していた。
 ところが、それが店頭から消えてしまった。正確に言うと、店によっては売ってはいるものの詰め替え用ボトルがない。本体をもう一度買うのも高くつく。仕方ないので、別の商品に変えることにした。
 ブランド名自体はメジャーで、そのブランドのほかの商品は棚にたくさん並んでいるのに。前回購入時には詰め替え用ボトルが普通に売られていたのに。何だか残念だ。

追伸:整髪料といっても寝グセを直す程度だけれど。

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曜日の感覚が

 土日出勤の連続記録は、日曜日の囲碁大会で途絶えた。そんな記録はさっさと終わる方がいいのはもちろんのこと。それが途切れる前の話。
 ある土曜日、隣の課の大先輩がご出勤。僕を見つけて嬉しそうに「きちんと来てるねえ」と言う。
「きちんと、は勘弁してください」と僕が返すと、たたみかけるように言われた台詞が、

「昨日も、来たの?」

 …昨日は平日ですよ。

 人の心配をしている場合ではないけれど、その大先輩も大丈夫かなあ。

追伸:僕が曜日を一番感じるのはサンデーモーニングのスポーツコーナー。見逃すと非常に損をしたような気分になる。

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10人の女性

 買ったレコード&CDでも書いた、資生堂の音椿紅盤
白盤、もちろん僕は両方持っている。
 ここでも予告したが、その資生堂のTSUBAKIのCM。商品名からも、CMの曲からも、そして起用している女性陣からも、意気込みの違いがわかる。この6人の女性が、それぞれ短いながら語っているビデオが、ホームセンター内の目立つ場所で流れていた。普段はビデオなどない場所。これも意気込みの違いか。
 ただ、それほどボリュームが大きくなく、すぐ近くで聴かないと内容がわからない。誰も見ていないとはいうものの、どうしても視線が気になるので、その場で聴くのはあきらめた。どうやら上記URLで見ることができるらしい。
 6人も並ぶと、さすがに存在感にバラツキが出てきそうなものだが、みなさんはどう思われるだろうか。

 マキアージュの4人を加えると10人。何とも豪華だ。マキアージュで流れている曲は、CMで使われている部分だけの印象では、インスト曲でも十分とも思えるインパクトを持っている。ボーカルが入った曲だと知って驚いたというのが正直なところ。

追伸:マキアージュは、「ハル」の続きのフレーズをどうするのか注目だ。

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<10代のあの頃:15>あるお弁当風景

 けろちゃんのお弁当の話を読ませていただいた。僕自身はお弁当持参は高校時代だけ。小中は給食だった。高校時代を思い出してみる。
 田舎ゆえ、時間をかけずに環境のいい場所に移動できたはずだが、受験戦争の真っ只中にいたからだろうか、教室外で食べるということなど思いもしなかった。けろちゃんの記事のコメント欄を見ると、男子で何人か集まって食べていた僕は少数派かもしれない。つかの間の休息とはいうものの、僕以外の数人はみんな知性派なので、発する言葉は難しく知らないことばかり。その会話もおかずにしながら食べていた記憶がある。そうか、僕の劣等感人生はここから始まったのか、十数年経って初めてわかった。

 今よりも朝食は早かったし、昼食は少し遅かったと思う。戦場では空腹も早くやってくる。決して小さなお弁当箱ではなかったけれど、残すことなどあり得なかった。帰りが遅い時などは、駅前のコンビニでモナカアイスを1つ買って食べ、夜はフルーチェをラーメンどんぶりに1袋作って1人で食べたけれど、全然太らなかった。よく食べていたものだ。

 「これっくらいのっ おべんとばっこにっ」で始まる歌。最近は味の素のCMでその替え歌を聴くことができる。この元歌は、全国共通なのか、それとも地方によって違うのだろうか。僕が知っているのは、記憶違いでなければ次のとおり。

 これっくらいのっ おべんとばっこにっ
 おっにぎりおっにぎりちょいとつーめてっ
 きざーーみしょうがにごましーおふってっ
 にんじんさんっ ごぼーうさんっ
 あなーのあいーたれんこんさんっ
 すじーのとおーったふうううううううきっ

 CMでお弁当といえば真っ先に出てくるのは「イシイのおべんとくん ミートボール」かな。最近はお弁当そのものよりも洗剤のCMに出てくるお弁当箱の印象が強い。

追伸:「お弁当」という単語から、のり弁当やしゃけ弁当を最初に連想し、そこから「夜霧のハウスマヌカン」まで飛んだことは内緒である。

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どんな花を、どんな本を

 明日、4月23日はサン・ジョルディの日。このような素敵なイベントがあまり有名でないのが悲しいところ。と言いつつ、僕もこの日に限らず花を贈ったことはないような気がする。いただいたことは何度かあるけれど。逆に本をプレゼントしたことはある。その本は、僕のガラには合わないのでここには書かないことにしよう。

 あなたが贈るのは、どんな花? そして、どんな本?

追伸:花の市場規模は1兆円以上とのこと。受け取っていただける方がいれば僕もその中に入って行こう。

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出世する人は違う

 残業中、いつものように地下食で夕食をとって、1階でエレベーターを待っていた。僕が新人の頃から知っている、非常に仕事ができる先輩が隣にいた。いわゆる出世コースとも言われる部署にいらっしゃる。その先輩が、エレベーターの表示を見ながら「あれ?」という表情をした。

「どうしたんですか?」
「このエレベーター、屋上まで行ったよ」
 夜7時過ぎ、この時間に屋上に行く用事がある人などいるはずもないのだが。

「よしてくださいよ、怖くて眠れなくなるじゃないですか」
「眠れなければその分仕事ができるでしょ」
「いやー、さすが、出世する人は言うことが違う」
「いやいや。こんな時間に夕食なんて、毎日遅いの?」
「9時半とか、10時とか、そんな感じです」
「さすが、旬の部署は違うねー」

 こんな切り返しが即座に出てくる。やはり、出世する人は違う。

追伸:出世という表現は僕が知り得る範囲の客観的な意味合いで、僕の主観ではないことはお断りしておく。その一方で、この先輩が仕事ができる方だというのは僕だけの見方ではない自信がある。

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気づかれなかったら悲しいぞ

 誕生日祝いのメールを送った。
 一応、本文だけでも完結はしているけれど、本文が前フリとなって、添付したテキストファイルに続く。ただし、メールソフトによっては、添付ファイルがあることに気づかないかもしれない。当然、テキストファイルが本題だ。

 すぐに返事が来たけれど、その内容は添付ファイルを見事にスルー。気づかなかったのか、読んだけど予選落ちだったのか。今後のためにも、せめてそれくらいは知りたい。

追伸:タイムスタンプについてはコメントがあった。

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ついに

 ここ1ヶ月休んでいない。精神的にはまだ一応大丈夫、でもこれを超えると何か来るかもしれない、そろそろ休みが欲しい、という気持ちの影響だろうか、体の方がどうもおかしい。
 病院に行かなければならないほどの具合の悪さはない。熱があるわけでもない。でも、昨夜は、寝ている間に大量の寝汗をかいて、それで目が覚めて2回も着替えをした。明らかな高熱があった時以外でこんなことは初めてだ。通常は寝汗も1回で治まるとしたものなのに。

 公式集計の残業時間と同じくらい土日で仕事をしている。これを合わせると昨年度のピーク時以上のペース。おかしい。でも、現実。GWをカレンダーどおりに休むなんて夢なんだろうか。

追伸:ここ10日、CMのことを書いていない。あ、資生堂で書くネタがあった。

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ウケたけれど

 体調がなかなか戻らないので、マスクをしている。それほど重症ではないので、コンビニで買っている。同じ会社の製品が2つ並んでいて、子ども用と大人用で大きさが違う。以前買った時に、子ども用でも僕には十分な大きさであるということはわかっていたので、迷わず子ども用を購入した。替えガーゼも1枚付いている。
 自分の職場では何も言われなかったけれど、関連部署に出かけたところ、女性陣に大ウケ。人の顔を見るなり笑い出してしまう方もいた。実用性では十分でも見た目としては小さくて、ちょこんと顔に付いている感じが面白かったらしい。
 ウケたこと自体はいいけれど、笑わせたのではなく笑われたのが複雑なところ。しかもそれは84円のマスク。どんな芸よりも、どんな話術よりも84円のマスクが勝ってしまうのは悲しい。
 せめて一矢を報いようと、2種類のうち小さくて安い方であることを説明して「買い物上手」という反響を期待したが甘かった。

「セコい」

ということのようだ。

追伸:大きい方だと必要以上に顔を覆ってうっとうしいという理由もあるのだけれど、その場では面白さをセコさが支配してしまった。

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見えているのに気付いていない

 新年度になって半月が過ぎ、電車の中で、地下食で、外で、久々にお会いするあるいは顔を見る方が多い。経験年数が長くなってきたことや、本社にいること、僕の席が通路から丸見えであること、といった理由が重なって、例年よりもいろいろな方と挨拶をしているような気がする。その一方で、相手の方の存在に気づかないことも増えたような気がする。実際に、今朝も電車の中で先方が会釈してくれたのに、たぶん目線はそちらの方向を向いていたのにわかっておらず、後になって「あーっ!」と思い出して、あわててメールを打った。

「ごめんなさい、今思い出しました。決して無視したわけではないので…」

 メールを打った時点では、おわび95%、人違いあるいは自分の勘違いを疑う可能性5%。でも、5%はそんなに簡単に当たらない。幸いにも、普通にメールが返ってきてよかった。

 全体数が増えたからこのようなケースも増えたのか、自分に余裕がなくなっているからなのか、それとも他の理由か。

追伸:今日に限っては、土曜日辺りから体調が悪かった影響があるかもしれないけれど。

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違います、とも言いづらくて

 近所のホームセンターに行った。最近は忙しくて行く機会も減っていたので、たくさん買い物をした。そんな時のために持っている、株主優待の割引券をレジで出した。それに対して店員さんが発した言葉。

「株主様で…」

 この言葉に驚いてしまい、この後の台詞はきちんと憶えていない。「株主様でございますか、いつも誠にありがとうございます」という感じだったと思うが自信がない。優待券を使うのは初めてではないけれど、こんなに丁寧な言葉ははじめて聞いた。
 なぜそんなに驚いたか。それは単純で、

 僕は株主ではない

からだ。チケットショップで安く入手した優待券。それを使っただけなのに、「株主様」と言われて、どうしよう、と思ってしまった。だからと言って、「いや、違います」とも話しの流れ上言いにくい。そのまま会計を済ませた。

追伸:優待券はまだあるけれど、何だか使いづらくなったなあ。あまり人がいない、閉店間際に行くことにしようか。

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将棋の名人戦のこと

 将棋の名人戦といえば、毎日新聞社。ところが、それが朝日新聞社に変わるという話題が急に出てきて驚いた。詳しい経緯も現行の契約内容もよくわからないし、水面下でどのような動きがあったのかなかったのかも知らない。
 ただ、素直な感想としては、何だか急すぎる話ではないか、と思う。仮にルール上問題がないとしても、何かちょっと引っかかるな。もちろん、お金の話は大切だし、最終的な結論は変わらなかったかもしれないけれど。

追伸:これに関連して書かれた、ある新聞の一面コラムの品のなさはここでは無視しよう。

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こんな形で春を知る

 地下食で昼食を早めに済ませて、昼休みの後半は昼寝タイム。それがいつものパターン。15分程度でも疲れが取れて非常に楽になる。
 今週は外出が多く、100キロを超える運転が2回あり、その日は外食だったので当然昼寝はできなかった。夜も相変わらず遅かったので疲れがたまっているのか、いつも以上に昼寝が深いような気がする。そのせいかどうかわからないけれど、

 今シーズン、初めて昼寝で寝汗をかいた。暖かくなってきたのね。

追伸:それでも例年に比べれば肌寒い日が多いような気がする。

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生の感想はうれしい

 囲碁の記事を新聞に載せるようになって3年目。囲碁とは関係のない友達や仕事上の先輩にも徐々に広まっているようで、先輩のご家族の方からお手紙をいただいてしまった。僕が書いた記事についての感想だった。非常にうれしい。好意的に読んでいただいている中で、囲碁の対局内容そのものよりも大会の雰囲気や対局者の人となりや様子をもっと読みたい、という内容だった。

 ずばり、おっしゃる通り。

 僕も、理想は同じ方向。ただ、現実はなかなか難しい。
 一番大変なのは、僕が記録する対局はおおむね進行が早いということ。15分程度で終わってしまうこともある。そうなると、対局の棋譜を付けるだけで精一杯で、それ以外のメモをとるのも難しい。逆に、じっくりとした進行となるような大会は、僕も選手として参加していることが多い。
 また、進行が早い場合には、腕を組んだり、深呼吸したり、という動きも必然的に少なくなり、描写が難しくなる。あるいは、すぐ近くで棋譜をとられること自体に慣れていないために緊張してしまう方も多い。対局が終わっても和やかな会話にはならず、書く材料が増えないこともある。

 もっとも、いろいろな読者がいて、勉強のために読んでいる方もいらっしゃるかもしれない。できるだけ多くの方に楽しんでいただければ、と思う。

追伸:対局者と読者、両方へのバランスを取るのも難しいところ。

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書類の音で思い出したこと

 昔、サザエさんで見た話。
 波平さんが取引先の方と車に同乗していて、渋滞に巻き込まれた。イライラする取引先の方に対して、波平さんは「自分たちの車も渋滞を作っているし、イライラしても仕方がない」ことを伝える。すると、取引先の方が感銘し、商談もうまくいった。
 細部は違っているかもしれないけれど、こんなストーリーだったと思う。
 この話はなぜか強く印象に残っていて、それ以降、負の感情が出にくくなったような気がする。本来怒るべきところでも抑えてしまうようなことも含めて。

 これを思い出したのは、職場での先輩の一言があったから。
 書類を机の上に軽く放り投げたつもりだったが、留め具が偶然別の金属にぶつかってしまい、思わぬ大きな音が出て、書類を叩きつけたような感じになってしまった。夜遅い時間で、近くの席で残っていたのは斜め後ろに背中合わせのような形で座っていた先輩だけ。「すみません」と言う僕に対して、先輩の言葉。

「大丈夫だよ、ひざがわりさんが怒っているわけじゃないのはわかるから」

 仕事のしんどさが少し軽くなった気がした。同時に、逆の立場で、僕は何が言えるだろうと思った。

追伸:少なくともCMへの感情は忘れないようにしないと。

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タイミングを逃してしまった記事たち

 映画のシムソンズも、J2の開幕戦も、もう1ヶ月以上経ってしまった。忘れたわけではないけれど、今さら書くのもどうかと思ってしまう。
 最近、こういったことが増えた。昨日のオンブズマンの記事も、もう少し早く書きたかったのに。
 書くのが遅くなったのか、書く前に構想を練ることや時間が少なくなったのか。それともネタの需要と供給の問題か。何はともあれ、鮮度に心がけよう。

 過去1年で、ニュース関連の記事が約20本。これは少ないよね。

追伸:ネタの時期を逃すだけでなく、記事中に一言二言書き忘れることも多くなった。

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他の視点も欲しい

 オンブズマンが、全国自治体の情報公開度を発表した。いろいろな項目について公開度に応じて点数をつけて総合ランキングを決めるというもの。
 この取り組み自体はいいのだけれど、気になったのはこれに関する報道。公開内容のデータを基に独自の加重平均を出して発表する、という報道機関があってもいいと思うけれど。あまり重要ではない項目、抜け落ちている項目、もっと重視すべき項目、立場や考え方によっていろいろあっていいはず。「オンブズマンにとって」=「全ての住民にとって」ではないのだから。
 例えば、情報公開にかかるコピー等の手数料は、情報公開を求める人にとっては安い方がいい。その一方、安ければ安いほど、極端に雑な言い方をすれば行政が他のことに回せるお金が減る。それをどう考えるか、バランスをどこで取るか、本来はこのような話なのに、片方のことしか考えないのはおかしいでしょう、ということ。

追伸:報道機関関連で、一つ。日本新聞協会が、個人情報保護法に関連して、卒業アルバムの住所や電話番号の掲載の取りやめについてまで口を出すのは行き過ぎでは。

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たった2種類

 成分解析

 占いには興味を持たなかった。そもそもいろいろあり過ぎて。そんな中、ちょっと変わった結果が出るこれにアクセスしてみる。5種類の成分が出る人が多い中、僕はなぜかたったの2種類。やはり単純だから?

 しかも、そのうちのほとんどが、

 ひざがわりの97%は汗と涙(化 合物)で出来ています

 とのこと。汗と涙は成分としては同じという意味で書かれているのか、それとも「汗と涙」という化合物なのか、おそらく後者だろう。確かに汗かきで涙腺が弱い面もあるけれど、97%って。

 それよりも気になるのは、(化 合物)の「化」と「合」の間のスペース。これは何?

追伸:この遊びを見て真っ先に思い出したCMは、当然、「バファリンの半分はやさしさでできています」だ。

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<10代のあの頃:14>ある俳句

 ライバルの字の美しき賀状かな

 「第16回伊藤園新俳句大賞」の都道府県賞から。
 お~いお茶を買った時には、ラベルの俳句は必ず見ている。偶然にも、この作品を含むラベルを2回見た。これは初めてのこと。1回見ただけでも取り上げようと思っていたが、2回見たからにはもう書くしかない。

 15歳の女性の作品。それを元に考えてみると興味深い。
 15歳ながらはっきりと意識している特定のライバル。何のライバルだろう。そのライバルは年賀状が来る間柄。そして字の美しささえ気になる。ということは、特定の分野だけのライバルではないということだろうか。美しい字で何が書かれているのか。きっとその内容もライバルならではのことだろう。

 今になって10代の頃を思い出しても、特定のライバルという感覚は全くなかった。
 確かに、囲碁については、小学生の頃から同年代の強豪がいたから、それを外から見ればライバルだとは思う。ただ、それも子供の大会以外ではあまり関係ない。というのは、誰と対戦しても勝ちを目指すのは同じことだから。その気持ちは今でも変わらない。だから同年代だけ意識しても意味がない。
 囲碁以外でも、ライバルという言葉から思い出す人物がいない。いや、囲碁を続けるうちに、特定のライバルという位置付けに意味を感じなくなったのだと思う。

 あなたにとって、ライバルは?

追伸:15歳、年賀状の宛名は手書きかプリンターか。

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ようやく落ち着いてきた

 仕事が、ではない。そんな状態が来ると期待して裏切られるという状態が1年以上続いているのだから、その辺りは僕もさすがに学習している。
 地下食の混雑が、である。

 年度始めでゆく人くる人。全体の人数が増えたわけではないけれど、今週はとにかく混んでいた。お昼をどうしようか、リニューアルして1年経っていないから、初めての人や久々の人も含めて、とりあえず地下食に。そんな人が多かったのだろう。そのうちに、中食派や仕出し弁当派が少しずつ増えていき、地下食も人数が落ち着く。

追伸:仕事もこれくらい落ち着いてくれればいいのに。

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消えるわけないのに

 KINCHOのCMから沢口靖子さんが卒業すると書いた時、今後はどうなるんだろうと思っていた。

 杞憂だった。というよりも失礼だった。

 タコが言うの。でおなじみの樹氷「タコ」篇(1983年)から
「恋は、遠い日の花火ではない」のオールド「路面電車(の青年)篇」(1995年)までこなす幅の広さ、田中裕子さん。

KINCHO CM情報 CM集 【タンスにゴンゴンα】私が消える篇

 当然、シリーズ化して何作品も観ることになる。今のうちに書いておこう、今年のナンバー1候補だと。

追伸:触れる機会が多いのはオールド「会社帰り篇」(1995年)
の方なのでこちらも紹介。それにしても、KINCHOを除いて、最近の僕が紹介しているのは飲料のCMばかり。こんなんでいいのか。

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ターゲットは、この曲がわかる年齢層?

 -196℃CM。BON JOVIの名曲「You Give Love A Bad Name」がアレンジされて流れている。
 懐かしいのはいいけれど、なぜこの曲を持ってきたのだろう。撃ち抜くような味わいということなのかもしれないけれど、それよりも、この曲が心に響く世代をターゲットにしているのかな、と思った。他社ではTAKARAもご丁寧に「焼酎ハイボール」という名称を押し出しているけれど、チューハイがどこまで広がるかなあ、という心配もある。どうなんだろう。

追伸:CMはまだまだ作品が続くようなので注目しよう。

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駅弁フィギュアと茶葉

 気が付けば、土日祝日含めて半月以上出勤し続けている。コンビニでペットボトルのお茶を買うことも増えた。それを象徴するのが、おまけの数。
 一(はじめ)の全国駅弁フィギュアは全24駅中7つを集めてしまった。兵庫県相生駅あなご弁当、福島県いわき駅うにめし弁当、宮城県仙台駅網焼き牛たん弁当、鹿児島県出水駅かごんま黒ぶた弁当、静岡県静岡駅元祖鯛めし、三重県松阪駅モー太郎弁当、新潟県新津駅雪だるま弁当。なかなかのラインナップだ。
 一方、伊右衛門の茶葉入りミニ茶筒は2種類。黒と紅の梅。まだ飲んでいない。これを飲む時はゆったりとした気持ちでいたい。いつになるかわからないけれど。
 別にコレクターというわけではないけれど、気に入ったおまけはつい手にとってしまう。しばらく経ったらどうしようか。飾るくらいの余裕は欲しいけれど、欲しい人がいたら受け取ったもらえればいいなとも思う。

 追伸:伊右衛門のCMも好調。宮沢りえさんの役名は「伊右衛門妻」とのこと。

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土日のモラトリアム

 カレンダーの関係で、今年は3日が実質の年度始め。1日2日と続けて僕は職場にいた。
 この春は諸事情あってメンバーが大幅に入れ替わる。僕は残留組だけれど多少仕事が変わる。去る者変わる者新たに来る者、それぞれがこの土日を使うために職場に来ていた。さすがに平時の土日よりは顔ぶれが多彩だった。
 土曜日に来ていてさよならの挨拶をしたはずなのに翌日も会って「あれ?」ということになったり、事件が発生して新年度メンバーがすでに出勤していたり、小さいながらもいろいろなドラマがあった2日間。そんなところに新しい上司が荷物を運んできて、休日出勤者の多さに驚いていた。

 怒涛の日々が始まるであろう新年度。その直前のわずかなモラトリアム。それが終わった。

追伸:その上司が差し入れてくれたコーヒーが、ジョージア。もちろん、偶然だ。

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あんな形で見納めになるなんて

 昔の漫才の映像が出てきたCMについて触れたのは、2ヶ月ちょっと前。その時に、こんな事態など考えてもいなかった。もちろん、偶然だろうと思う。関係ないとは思う。でも、あまりにもタイミングが。

 御冥福をお祈りします。

ジョージアCM

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名刺

 今の仕事は、それほど名刺を使わない。最初に作った100名の半分以上が残っている。あと1年だけなら、多分追加の必要はない。
 同じ課でも、営業系部隊は最初から200枚が支給される。それも多分足りなくなるし、それくらい走り回ってもらう予定のようだ。

 僕の仕事用名刺はいたってシンプル。3月中に発注されてしまったので、スタンダードなもの。本人の意思は反映されない。まあ、仕事だからそれでもいいという気持ちが半分。せっかくだから何とかしたいという気持ちが半分。
 以前、オフ会によく出ていた頃、7・8年前だろうか、香り付きの名刺サイズの紙を買ってきて、手書きでハンドルを書いて渡していた。大切に保存してくださる方、名刺のことで僕を覚えていただいている方、一つ一つが懐かしい。
 ネット環境もずいぶん変わったし、その名刺はだいぶ前に使い切ってしまった。今でも売っているかどうかわからない。でも、プライベートの名刺を何か作ってみたいな、という気持ちが再び出てきた。家にプリンターがないので、知っている印刷屋さんにお願いしてみよう。

追伸:内容はぜんぜん考えていないけれど、顔を入れないことだけは確実だ。

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