みじん!
外を歩いていた時に、後ろから「みじん!」と呼ぶような声がした。僕の周囲にはほとんど人がいなかったが、心当たりもないので振り向かずに歩く。もう一度「みじん!」の声。そして3回目の「みじん!」の時に気付いた。この声は以前の職場でお世話になった先輩で、「みじん!」は「名人!」が早口になったものだった。僕の趣味が囲碁ということで、以前からそう呼んでくれる。
「すみません、気付かなくて」
「だめだよ~、(名人という呼び方は)自分のことだって常に思ってなくちゃ」
自分が上手だとか強いとか、そう思える日は来ないと思うし、先輩から言われたような気持ちを持つこともないと思う。でも、このように呼びかけられるような認識を持っていただいているのはありがたい。
追伸:こんな時に限って、仕事と重なって大きな大会の1つに出場できないというのは内緒である。
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