いい忘年会
メンバーが良かった、料理が良かった、だけではなく。僕にとっては重要なことに関して、いい忘年会だった。
貸し切り状態の座敷のすぐ横、ケースの中に氷水に浸したビール瓶が入っている。これを客がセルフで席に運ぶ。各自が手で運ぶので、持って行けるのは1本か2本だけ。それを細かく繰り返す。面倒だという人もいるだろうけれど、必要な分だけ栓を抜くことになるから、無駄がない。
また、日本酒の熱燗もセルフ。こちらは、サーバーのような装置の一番上に一升瓶が逆さまに刺さっていて、徳利をセットしてボタンを押すとお酒が出てくる仕組み。このボタンを押すことも楽しみの一つになる。一定量が出て自動で止まればいいのに、とも思ったけれど、ちょうどいいタイミングでボタンを戻すこともゲーム的に遊べる。これも一度に何本も運べないから、余ることがない。
最初は瓶ビール、多めに注文しても途中から焼酎やワインや日本酒に移行する人が多く結局ビールが余る、というありがちなパターン。僕がビールを飲んでいることが多いのも、このままでは余ってしまうと思うから。無駄なオーダーがない、ロスが少ない、非常にすばらしいことだ。
料理の方も、僕にとっては十分な量。コースとは別に追加で頼むような声も上がらず、ちょうど良かったと思う。
追伸:帰りが思いのほか寒かった。駅の近くの店で良かった。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント