まじめな通勤・通学客
通勤・通学時間帯の電車のダイヤが乱れた。各駅停車に数駅乗って通勤・通学する人が多い。
そんな状況で、1時間以上遅れて特急がやってきた。数駅先までの、その特急にとっての一区間だけであれば、乗車券あるいは定期券だけで乗れるという。その次の各駅停車はさらに遅れて来るから、やむを得ない臨時の措置。すでにこの駅で30分以上待っている人もいて、たまった乗客が特急に乗っていく。
通勤・通学の乗客はまじめだ。特急の座席に座ろうとしない。確かに、指定席車両だから、座っていいわけではないが、10分足らずだから、と車掌が来ないのをいいことに座ってしまう人がいそうなもの。でも誰も座らない。
それどころか、車両内にも入って行かない。デッキに人がたまっている。もちろん、ただでさえ遅れているのだから、すぐ降りられるように、ドアの近くに立っていたいという気持ちもあるだろう。ただ、特急列車のデッキにはつり革も手すりもない。スピードも出ていて、揺れると危ない。僕は壁に手を当てて、揺れに耐えていた。
それに比べて、ひどかったのはJRの対応。
一つは、その先の他路線への乗り継ぎについて、乗る駅でのアナウンスでは「当駅でこの特急に乗れば、乗に換えで別の特急に接続する」と言っていたのに、乗った特急の車内のアナウンスではその接続がなかった。
もう一つは、遅延証明書。JRのHPの説明を見れば対象となるはずだが、この路線の掲載はなかった。対象区間で対象電車が対象時間以上遅れたのに、である。
追伸:朝のNHKローカルニュースで言っていた遅れの時間が実際よりも非常に短かった理由も知りたい。
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