<10代のあの頃:16>あるバトン

 ネット上でリレーされて回ってきた話題のことをバトンと言うけれど、ここではネットは関係なく、バトンそのものの話。
 僕は運動神経がないのでいわゆるリレーの選手になったことはない。ただ、中学の体育祭にあった「どの種目にも出ない人に出場資格があるリレー」に出たことはある。こんな種目でも、クラス対抗の得点加算対象だったと思う。
 短距離も長距離も跳躍も投てきも、全てにおいて選ばれない人だから、それ相応の人ばかり出てくる。選手の走力もばらばらで、見る方にとっては面白いかもしれない。1人目で差が付いても2人目での逆転が十分あり得る。この運動神経で400メートルトラックでリレーを走ったことがあるというのは珍しいかもしれない。
 このリレーが1人何メートルだったか、思い出せない。でも、当然ながらバトンリレーはあった。走力がない分、バトンリレーの練習はまじめにした。だからはっきり憶えている。右手を後ろに伸ばして、バトンを受け取ったら左手に持ち替えて走った。右手で受け取ってすぐ左手に、という止まった状態での練習を何度も繰り返した。
 それを急に思い出したのは、ハンディカムのCMを見たから。リレーでバトンを受け取ろうと後ろを見ている男の子がアップになっているが、他の子も含めて左手で受け取ろうとしている。あれ? 逆? 左回りは共通だと思うけれど。

 カメラのポジションに合わせて、ということではないよね?

追伸:これとは別に全員リレーという種目もあったような気がするけれど、バトンの記憶はない。なぜ?

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<10代のあの頃:15>あるお弁当風景

 けろちゃんのお弁当の話を読ませていただいた。僕自身はお弁当持参は高校時代だけ。小中は給食だった。高校時代を思い出してみる。
 田舎ゆえ、時間をかけずに環境のいい場所に移動できたはずだが、受験戦争の真っ只中にいたからだろうか、教室外で食べるということなど思いもしなかった。けろちゃんの記事のコメント欄を見ると、男子で何人か集まって食べていた僕は少数派かもしれない。つかの間の休息とはいうものの、僕以外の数人はみんな知性派なので、発する言葉は難しく知らないことばかり。その会話もおかずにしながら食べていた記憶がある。そうか、僕の劣等感人生はここから始まったのか、十数年経って初めてわかった。

 今よりも朝食は早かったし、昼食は少し遅かったと思う。戦場では空腹も早くやってくる。決して小さなお弁当箱ではなかったけれど、残すことなどあり得なかった。帰りが遅い時などは、駅前のコンビニでモナカアイスを1つ買って食べ、夜はフルーチェをラーメンどんぶりに1袋作って1人で食べたけれど、全然太らなかった。よく食べていたものだ。

 「これっくらいのっ おべんとばっこにっ」で始まる歌。最近は味の素のCMでその替え歌を聴くことができる。この元歌は、全国共通なのか、それとも地方によって違うのだろうか。僕が知っているのは、記憶違いでなければ次のとおり。

 これっくらいのっ おべんとばっこにっ
 おっにぎりおっにぎりちょいとつーめてっ
 きざーーみしょうがにごましーおふってっ
 にんじんさんっ ごぼーうさんっ
 あなーのあいーたれんこんさんっ
 すじーのとおーったふうううううううきっ

 CMでお弁当といえば真っ先に出てくるのは「イシイのおべんとくん ミートボール」かな。最近はお弁当そのものよりも洗剤のCMに出てくるお弁当箱の印象が強い。

追伸:「お弁当」という単語から、のり弁当やしゃけ弁当を最初に連想し、そこから「夜霧のハウスマヌカン」まで飛んだことは内緒である。

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<10代のあの頃:14>ある俳句

 ライバルの字の美しき賀状かな

 「第16回伊藤園新俳句大賞」の都道府県賞から。
 お~いお茶を買った時には、ラベルの俳句は必ず見ている。偶然にも、この作品を含むラベルを2回見た。これは初めてのこと。1回見ただけでも取り上げようと思っていたが、2回見たからにはもう書くしかない。

 15歳の女性の作品。それを元に考えてみると興味深い。
 15歳ながらはっきりと意識している特定のライバル。何のライバルだろう。そのライバルは年賀状が来る間柄。そして字の美しささえ気になる。ということは、特定の分野だけのライバルではないということだろうか。美しい字で何が書かれているのか。きっとその内容もライバルならではのことだろう。

 今になって10代の頃を思い出しても、特定のライバルという感覚は全くなかった。
 確かに、囲碁については、小学生の頃から同年代の強豪がいたから、それを外から見ればライバルだとは思う。ただ、それも子供の大会以外ではあまり関係ない。というのは、誰と対戦しても勝ちを目指すのは同じことだから。その気持ちは今でも変わらない。だから同年代だけ意識しても意味がない。
 囲碁以外でも、ライバルという言葉から思い出す人物がいない。いや、囲碁を続けるうちに、特定のライバルという位置付けに意味を感じなくなったのだと思う。

 あなたにとって、ライバルは?

追伸:15歳、年賀状の宛名は手書きかプリンターか。

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<10代のあの頃:13>ある曲とあるCM

 3月16日に放送された、NHKの「音楽・夢くらぶ」。薬師丸ひろ子さんが何曲か歌った中で、うれしかったのが、こちらにも収録されている、「あなたを・もっと・知りたくて」。
 ブログをちょっとあたってみたところ、85年7月3日発売とのこと。ちょうど、電電公社がNTTになったのがこの年。失礼ながら、僕が思っているより売れていたらしく、年間総合売り上げで12位を記録したという記事もあった。もちろん、うれしいこと。
 電話のCMに使われているこの曲は、当然、歌詞がストレートに電話一色で、途中に台詞が入る。カラオケなら、オリジナル通り歌うもよし、ウケを狙うもよし。時間的にはリカちゃん電話のフレーズがちょうどいい長さ。

 うまく説明できないけれど、何だか、暮らしの中に電話がどう登場してくるかという点で、この頃の方が良かった、そんな気がする。この曲やこのCMの良さを割り引いても、そう思う。ええ、単に携帯電話の時代についていけないだけですとも。

追伸:同じくNHKで、にっぽん再発見九州沖縄スペシャル「本物のクイーンめざして」が放送されていたのに見逃してしまった。非常に悲しい。そう、ここここでも触れた、競技かるたの楠木クイーンを取り上げた番組だ。

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<10代のあの頃:12>あるゲームメーカー

 僕は、家庭用ゲーム機にはあまり縁がない。小さい頃、ソフトを差し込んでいろんなゲームができるタイプのものは、ファミコンもカセットビジョンも家にはなかった。あったのは、それ以前の、固定された数ゲームしかできない機種だけ。そんな僕にとって、ファミコンは友達の家で遊ぶものだった。
 それよりも、数ヶ月に1回程度しか行かないゲームセンターの方が印象に残っている。

 当時、僕にとって、ゲームはナムコだった。O-Maruさんが紹介されたこのLPプレゼントの対象にわざわざ指定したりALL ABOUT NAMCO ナムコゲームのすべてという本を買ったりしたほど。
 ゲームバランスがよく、詳しく知らなくても1回目に遊ぶ時にもそれなりに楽しめて、そして音楽も良かった。もちろんそれはナムコだけではないけれど、そんなゲームは安心して遊べた。たくさん遊んだのは、ギャラガ、ニューラリーX、パックランド、メトロクロス… 挙げていくとキリがない。そのナムコが50周年。オールドファンとしては感慨深いものがある。

 NAMCO 50th Anniversary

 ナムコに続いて挙げるとすればタイトー。こちらもゲームヒストリーで過去の名作が紹介されている。もちろん、最初に触れるべきは78年のスペースインベーダーだろうが、残念ながら僕はこのブームには年齢が間に合っていない。
 ここで1つ選んで紹介するとすれば、86年のバブルボブル。泡を吐いて敵を閉じ込めて、その泡を破壊すると敵をやっつけることができる。バブル崩壊という言葉がない時代の作品。
 職場から歩いて15分ほどのゲームセンターにまだある。その方面に行く時はついつい時間を使ってしまう。この作品の音楽もシンプルながら心地よい。

 O-Maruさんは、上記リンク先で、最近のゲーム音楽について
>>最近のゲームは、家庭用のPS2とかしか知らないけど、ごく普通の楽曲をバックに流すだけというものが多くなって技術的には凄いと思うのだけど、聴かせるための創意工夫というのが以前のものより無くなってなんだか面白くない。制限のあるところにこそ、輝くものが生じてくる、そんな気がする。
と書かれていて、一方で「ナムコ・ビデオ・ゲーム・ミュージック」については
>>ピコピコの単調な中にも大きな世界を繰り広げられると云う驚きの事実がここにある。
と書かれている。そのとおりだと思うと同時に、音楽だけでなくゲームそのものにも似たようなものを感じる。
 もちろん、最近のゲームの凄さは認めるし、簡単には比較できないとは思う。でも、うまく説明できないけれど、高度化や取っ付きにくさを差し引いても、最近のゲームには惹かれない。

追伸:遊びをクリエイトするのがナムコで、頭を科学するのがジャレコ、「キャッチ・ザ・ハート」がタイトー、セガのフレーズは憶えていないが、CMの最後に「セーガー」という音声があった。

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<10代のあの頃:11>ある思い出バトン

 Daily-tomo-tomoさんのこの記事から。後輩の後押しするの昔からの常ということで。いってみよう。

問題1 小.中.高の中で一番思い出深い時期は?
 この3択なら高校。これは、今の自分に一番近いから? という気もするが、それだけではないと思う。
 自分の年賀状一覧のカテゴリ分けを見ても、高校時代は1カテゴリあるのに対して、小・中は合わせて1カテゴリ。そう考えると、高校時代の付き合いが一番続いているということだろうか。
 余談だが、それ以外のカテゴリは、「会社同期」「会社(同期以外)」「囲碁(大学・同期)」「囲碁(大学・同期以外)」「囲碁(地元)」「通信関係」。

問題2 一番お世話になった先生はいつのときの先生ですか?
 これは選べないなあ。どの先生にもお世話になっているので。
 小学校の最初の担任の先生にはずっと日記を読んでいただいていた。また、高校の3年間ずっと担任だった先生には大きな影響を受けている。このお二方に加えて、ただ小学校1年の時に隣のクラスの担任だったというつながりの先生、今でも年賀状のやり取りが続いているのはこの3人。他にも、小学校高学年の頃の担任の先生は理科が専門で、実験の楽しさを教えてくれた。
 担任以外の先生も、特に高校時代に教科を教わった先生にはお世話になった。これほどまでに文章を書くようになったのは、高校の国語の先生の影響が大きいと思う。
 ちなみに、高校の担任の先生は、この先生である。

問題3 得意だった科目は?
 数学、ノリとしては算数。図形は苦手だった半面、確率や組み合わせなどは特に習わずとも自分で把握していたような気がする。数学という感じからは外れるかもしれないけれど、例えば「握手問題」はすぐにわかった。

「握手問題」とは?
 10組の夫婦が集まるパーティーがあった。その会場では参加者の間で握手がなされた。
 どの参加者も、自分自身とは握手はしていない。
 どの参加者も、自分の配偶者とは握手はしていない。
 どの参加者も、同じ相手と2回以上の握手はしていない。
 パーティー終了後、参加者の1人のAさんは、自分以外の19人に対して「何回握手しましたか?」と質問した。すると、19人の言った回数は全て異なっていた。

 この時、Aさんの配偶者の握手の回数は何回か。

問題4 では、苦手だった科目は?
 いわゆる5教科の中では社会(地理や歴史)、国語も嫌いでないのに出来は悪かった。センター試験の間違った点数のうち65%くらいを国語が占めていたという記憶がある。中学の頃、国語だけは通信教育を本気で考えた。お金がなくて実現しなかったけれど。
 5教科以外はほとんど苦手。音楽は少しはましだったかな、という程度。

問題5 思い出に残った学校行事は?
 高校時代の長距離、距離がそれほどでない割にはかなりの高低差があって、ゴールの後の赤いきつねがおいしかったこと。でも、どうせ長距離なら、フルマラソン相当の距離にしてくれれば良かったのに。
 そうそう、僕は関係なかったけれど、この長距離走の上位入賞者は翌日休むと入賞が取り消される、というルールがあった。

問題6 学生時代はクラスではどんなキャラでしたか?
 自分ではわからないよね。

問題7 学生時代の友達からの呼び名は?
 学生時代に限らないけれど、姓の2文字をちゃん付けか、姓の呼び捨てがほとんど。

問題8 好きな給食のメニューは?
 何だろう? フルーツババロワ。わかめごはんも好きだった。たまに鯨肉も出ていたっけ。

問題9 学生時代に出会った友人は、あなたにとってどんな存在ですか?
 最後の質問ということで、うまいオチが思い浮かばないのでパス。…ええ、貴重な存在。

追伸:握手問題はしばらくの宿題。

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<10代のあの頃:10>ある海

「あの頃の青を探して。」
 この夏の、青春18きっぷのフレーズ。ポスターには真っ青な海の景色。ここまで鮮やかな青はそうそう見る機会がない。

 僕の海の記憶、それは早朝の海。青ではない。

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<10代のあの頃:9>ある街頭インタビュー

 高2の夏、夏期講習会を受けるために上京していた僕が駅の近くを歩いていると、テレビ局の街頭インタビューがやってきた。

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<10代のあの頃:8>ある会話

 もう5年くらい前だろうか、同年代のネット友達との間でこんな会話があった。

「僕たちが10代の頃って、政治がもっと面白かったよね」

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<10代のあの頃:7>ある憶え方

 「かーいんしゅうしんかんさんしん、
 なんぼくずいとうごだいそう、
 げんみんしんちゅうまとまらず」

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